風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん!!

T-ちゃんはあきらめない
前回話した、扱いづらいお客さん「T-ちゃん」の続きなんやけどな…。
あれは、チエの働いてた店のイキナリのガサ入れにより、
新しい店に移らされて数週間ほどたった日のコトやったわ。
もちろん、T-ちゃんには連絡先を教えてなかったし、
もぅ会うことはないだろうと、少し肩の荷が降りた気でいたんや。
…おそらく、○○ちゃんもこんな心境やったんやろなぁ…
なんて思いながら。
しかし!!思い込みは行動に現れる!!
どこをどぅさまよったのか、
T-ちゃん、チエまで辿り着いてしもたやないかい!!
「本指名」と聞いて、
お出迎えに向かったチエが、T-ちゃんの顔を見たとき。
…どんな顔してたやろう…
顔では笑っていましたが、おそらく引きつっていたに違いないわ。
しかし、「自分中心なT-ちゃん」でそこはよかったねん。
チエの複雑な心境とは反対に、チエに抱きつき、
「ごめんね、ごめんね。淋しかったやろうチエちゃん」
と、泣き出したんやわ…はい。コレマジで。
…参ったわ~さすがに…。
確かに、当時のチエの心境では、嬉しい気持ちもあったで。
でも、明らかに「淋しかった」のはT-ちゃんに他ならず、
「逢いに来てあげた」ことを、マシンガンのように
恩着せがましく語りだすT-ちゃん…
「ここまでくるのに、○○時間もかかったよ。」
「おまけに、ここって、前の店より少し値段が高いんだよ。」
「ちょっと僕には厳しいよ。距離的にも値段もね。」
「それでも、僕はチエちゃんを指名してあげたんだよ。」
「うん…そぅだよね、ごめんね。ありがとうT-ちゃん」
それだけ不都合なら、もぅ毎週は来ないだろう…
つーか、いいよ、毎週来なくて。
と、遠くなったのも高くなったのも、チエのせいじゃないのに、
懇々と責められ、なんか嬉しい半分、げんなりして見送ったんやけど、
結局次の週も、その次の週も、
ちゃっかり逢いに来てくれたんやT-ちゃんは…。
…う~ん……複雑…。
来てくれるのは、無条件に嬉しいんやで??
でもな??「どれだけしてあげたか」とか、
「自分はここまでやってるんだから、感謝して」とか、
そういう愛情の押し付け方をされると嬉しい反面、
「じゃぁ別にいいよ!!
しんどいなら無理してまで来てくれなくても!!」゜Д゜)ゴラァゴラァ!!
…って、ひねた自分も出てきちゃうわけよ。
……ひねくれてるかなぁ??
今週も、ちゃっかり逢いに来て、
「やっぱここまでは遠いね。
チエちゃんはここで僕を待ってるだけだからいいけど、
僕は交通費も、金額も毎回大変だよ。」
と、言って帰っていきよったが…
…いえ、チエ正直言って、
そこまでT-ちゃんに頑張ってもらわなくてもいーれす…
この人は、チエにいったい何を求めているのや???
正直、さっぱり分からん…
○○ちゃん……東京まで飛んで、正解だったのかもね…
次回の「風俗嬢ってどないやねん」は11月14日アップの予定です。
チエ
23歳の風俗3ねんせい。一緒に暮らしている彼にばれることなく仕事を続け、ガッポリためこんでいる大阪・ミナミの風俗嬢。