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処女なのに風俗嬢！

風俗嬢になったわけ

はじめまして。さとこといいます。
イメクラで働き始めただいま二年目。
普段はまじめに、まじめーーに大学生やっております。
どのくらいまじめかといいますと、勉学にうちこむあまり、
毎日ほぼすっぴん、髪の毛はほったらかしで、
美容院に半年に一度いけばいいほう。
洋服はショッピングセンターしま●らです。
ですが、夜になればなんとなーく、で覚えた化粧をし、
できうるかぎり髪を整え、なるべく安っぽく見えない服に袖を通し
お仕事に出かけます。

さて、普段がそんなものですから、当然男の人にはもてません。
（ただし奇特なお客様を除く）
つい先日まで、「年齢＝彼氏いない暦」でした。
そして…これは散々みんなから
「ありえない」と言われていることなんですが、
さとこは「処女」です。
さんざん男の人の体に触れている仕事をしているくせに処女。
一体どうしたわけでしょう。

…いや、わたしもこの業界入ったら
まあなんとなく流れでセックスしちゃうかもー、とか思ってたんですよ。
でも実際そんなことなかった。
いや、お客様っていいひと多いっすね！
単にわたしの身持ちが堅かった、ていうのもあるかもしれないんですが。

とにかく、そんな感じで働き続けて二年目突入しました。

処女な私が働き始めた理由は　「お金」　のためです。
そしてだらだら働きつづけているのも　「お金」　のためです。
お金が必要だから、働き続けるしかない。

これ、意外とお客様はわかってないみたいなんですねー。
いくら慣れてるとはいえ、のーてんきにやってるわけでもないっすよ。

お客様の好きな「さとこ」は、
社会勉強のためでもセックス大好きなわけでもない、
ましてや毎週会いにくるあなたのためでもない、
自分のため、生きてくために働いてるっつーことを
ちょっとだけ理解してくれると嬉しいな。…と最近思います。
（もちろん例外のひともいると思いますが）
わたしは色恋営業というものが苦手なので、

「会うの楽しみにしてたよ！さとこちゃんは？」

と聞かれるともうそれだけでお腹いっぱいになってしまうのです。
もちろん少しは嬉しいし、お客様も立てなきゃいけないので
それなりの返事はしますが。
ですがあまりにも
「ちょう可愛い!大好き大好き!」オーラを出されると引きます。
むしろ申し訳ない気持ちになります。
おお…こんな自分の欲望のままに働いてる、モサい子でごめんなさい…

これから、どのようにしてこの業界に入ったか、
処女でよかったこと、悪かったこと（大体こっちです。笑）などを
書いていこうと思います。

よろしくお願いいたします！

次回の「処女なのに風俗嬢！」は12月25日アップの予定です。