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処女なのに風俗嬢!

処女なのに風俗嬢!

何回もナビゲート

こんにちは、さとこです。

前回行ったエステの面接で、
「(自分が)風俗で働くのは厳しい」
という現実を突きつけられたわたしですが、
それでもすぐにまとまったお金が必要な状況は
つづいていました。

「もしかしたらあのお店がものすごく
厳しかっただけなのかもしれないし…。
うん、もういっこくらいどこか面接を受けよう!」

とはいえ、このとき、候補にあげていた
別のエステの面接に行くのはものすごくどきどきしました。
やっぱり、自分がモサいということはわかっていたけれど、
それをはっきり言われるのは女の子としてショックですから。

電話で面接の約束をとりつけて、
最寄り駅までついたらまた電話くださいとのこと。

当日、またモサいと思われるかもしれないなぁと思いながらも、
服装はやっぱり前回のまま。

最寄り駅について電話すると…
『○○ってビル見えますー?
そこの下についたらまた連絡ください。じゃ』

…え、そこで待ち合わせってことなのかしら…?

とりあえずそこに向かって、また電話をしますと…
『××って看板見えますー?そっちの方向に向かって
突き当たったらまた連絡ください。じゃ』

処女なのに風俗嬢!

その後もそんなやりとりが何回か。
(しかも途中道間違って迷いかけた)

え。わたし、どこまでいけば良いの…?
てか、こんなナビゲートされるくらいなら
最初から場所教えてくれればいいのに。
そんな不安マックスのなか、ようやく
『その近くにあるレストランの前で待っていてください』とのこと。

無事に着けてほっとしたと同時に、
やっぱりどきどきしながら待っていました。
怖いひとじゃないといいなぁ、そう願いながら。

「えっと、さとこさんですかー?」
その声に顔を上げると、
無愛想なおじさま(しかも微妙に強面)がおひとり。

「は、はい、そうです…」
うわぁ、やっぱりモサいと思われてるんだろうなぁ、
やっぱり考え直せばよかったかなぁ…?と
このとき内心びびりまくり。

「ここじゃ何なんで、別の場所いきましょうかー」
と、連れて行かれたのがすぐそばにあったマンションの一室。
後にここが女の子たちの待機室だと知ります。

…さて、今回は説教されずにすむんだろーか。

次回の「処女なのに風俗嬢!」は10月27日アップの予定です。

さとこ

美術大学に通う20歳。
普段はマジメな大学生だけど、借金返済と学費を稼ぐために、イメクラ嬢やってます。
お店にはナイショだけど、実は「処女」なのです。

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