恋の花びら大回転
【第110話】「女性用風俗、再び!」
性欲処理のため、再び女性用風俗に行ってまいりました。
今回利用したお店は、90分13000円の性感マッサージ。前回はアロマオイルを使ったマッサージでしたが、このお店はパウダーを使用するとのこと。若い男の子とパフパフ(パウダーの音)できると思うと、いろんな突起が硬くなってしまいます。
待ち合わせたのは、地元の駅前。ホテル街に1番近い改札口を指定しました。
待っている間は、通行人全員がキャストに見えてしまい、「もしかして、あなたが…?」「まさかあなたが…!?」と1人でパニックに。
そこへ、「すみません、お待たせしました!」と声をかけてきた爽やかな好青年。彼こそが、これから私のたるみきった肉を揉みしだいてくれるS君です。
黒髪、細身で柔らかな雰囲気のS君。ちょっと困った顔をしていて、子犬みたいで可愛い。バーで隣で飲んでたら逆ナンしてしまいそう。
彼と天気の話などしながら、ホテルへ向かいます。3時間5~6千円のホテルはどこも満室。安いホテルを探す時間が惜しいので、少し割高ですが2時間7千円の部屋に入りました。
部屋に入って荷物を置いたら、まずはS君に料金のお支払い。そして、改めて「今日はよろしくお願いします~」とご挨拶し、お互いにエヘヘと照れ笑い。なんだか私たち、付き合いたてのカップルみたい! 思いっきりお金払ってるけど。
「こういうお店は利用したことあるんですか?」
と聞かれたので、素直に「はい、前にも何度か…」って答えたんですが、こういう時は「こういうの初めてで~」が正解だったのだろうか。
マッサージ前のカウンセリングは、特になし。何がNGなのか確認しなくていいのかしら…と不安になりつつも、S君が入れてくれたお風呂へ入ることに。いつも通り、ソファで勢いよくスポンと服を脱いだら、
「えっ! あ…脱ぎっぷりいいですね…」
と、S君に完全に引かれてしまった。
ご、ごめんね、おばさん普段人前でカジュアルに乳輪を出してるから(趣味で)、つい…。
股間を念入りに洗い、バスタオルを体に巻いてお風呂から上がると、テレビの電源が消え、部屋の照明が落ちていいムードになっていた。こういう気遣いは、さすがです。S君がお風呂に入っている間、ソワソワして水ばかり飲んでしまいました。ビールでも買っておけばよかった。シャワーの音と、わずかに聞こえるインストゥルメンタルのBGM。否応無しに期待が高まります。
久々の性感マッサージで、テンション上がりまくっている私。
この後、どんな快楽が待っているのか!?
次回とうとうプレイ開始です。
藍川じゅん
元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!