元ピンサロ嬢の30分ガチンコ勝負

【第23話】巨大女はお好き?
「巨大化した女の子萌え」というジャンルがあると知ったのは、つい数年前のこと。
ウィキペディアによりますと(この言い回し超便利)、「巨大フェティシズム」には高層ビルとかダムとか大きなもの最高!というものと、
自分より大きい異性(主に女の子)に興奮する!というものの2種類あるそうで、後者はさらに「身長が175㎝以上ある女の子大好き!」と「巨人みたいなでっかい女の子大好き!」の2つに分かれるのだそうです。
以前お店に来ていた常連のMさん(40代前半?小柄で華奢)は、かなりの巨大フェチで、毎回お店に巨大化した女の子の写真を持参してご来店していました。
私の仕事は、Mさんの股間を手でしごくこと。
そして、耳元で囁くこと。
囁くって言っても、愛の言葉とかではないわけですよ。
約20分間Mさんと一緒に写真を見ながら、ただひたすら
「倒れるよ~!! ビルが倒れるよ~!! 崩れちゃうよ~!!」
と言い続けるんです。
えっ、引いた?
これ読んでるあなた、今引いたでしょ!?
私もですよ!!
正直、私も最初はドン引きでしたよ。
「手でしながら、ビルが崩壊していく様を耳元で囁いてほしい」
というリクエストなものですから、とにかく
「倒れるー!崩れるー!壊れるー!」と騒ぎ続けなくてはいけない。
でも巨大フェチというジャンルがある(そして結構需要が高い)と知ってからMさん以外の巨大フェチのお客さんにも対応できるように頑張ねば!と思い
「フフフ…早く逃げなさい」とか
「大きな足に踏み潰されるのがそんなに嬉しいの?」とか
セリフにアレンジを加えるなどして、真剣に取り組みました。
真面目か!
こういうプレイって「巨人責め」っていうんですかね…。
ちなみに、私は160cmしかないんですけど頭が超でかくて体の横幅広いから、実際の身長よりもかなり大きくみられることが多い。
なので、巨大フェチ気味な小柄な男性に好かれることがたまにあるんですけど、以前180㎝以上ある格闘家みたいな体型の男性から、デートの最中に
「俺、でかい女に本気で殴られるのが趣味なんだ!! 俺を殴ってくれ!!」
と、真剣に頼まれたことがあって、
「おめーの目には私はどんなサイズで映ってるんだよ!!」
って超ガッカリしたことあります。
まあ、殴りましたけど。

永田王(ながたおう)
OL・風俗嬢を経て現在はライター業やトークイベントなどで活躍中。