AV女優にとって顔の整形や胸の豊胸手術は当たり前。「もっとキレイになって高収入を稼ぎたい！」と願うAV女優の美容整形事情を解説。

整形、タトゥー、ピアス…。これらに対して日本では、『親からもらった大事な体を傷付ける行為』と非難の目を向ける人がいます。中でも顔の整形は、タトゥーのように洋服で隠すことができません。日常生活で「あの人、顔が変わったよね…」と噂する人もいるでしょうから、整形はハードルの高い勇気のいる行為だといえます。

日本ではまだまだ“良くないこと”という風潮のある美容整形。一般的に店舗型風俗や派遣型風俗の場合、美容整形をしてまで稼ぐというパターンは少ないようです。しかしショービジネスの世界において、美容整形は当たり前。海外はもちろん、日本でも多くの芸能人が若さと美しさを保つため、美容整形を行っています。

エンターテイメント風俗のAV業界でも、美容整形は常識。ショービジネスで美容整形が当たり前となった背景は、

1.美容整形の技術が発達。テレビ画面はもちろん、肉眼で見ても「整形したかどうか」の見分けが付きにくくなったこと。

2.「プチ整形」という言葉が浸透するなど、全般的に美容整形に対する偏見が少なくなったこと。

3.「アンチエイジング」という言葉が流行し、美容整形で若さを保とうとする中年女性が大幅に増えたこと。

などが挙げられます。

「美しさに磨きをかけ、男性の注目度を集めたい」
「美容整形や豊胸で、売れっ子AV女優になりたい」
「AV女優であることを地元の人たちに知られたくない」
等々、AV女優が美容整形する理由は様々。

中には「AV女優歴3年。ハードな路線から再び清楚な路線にイメージチェンジするため、まったく違う顔に整形した」という人もいます。単に若さや美しさを追求するだけに留まらない…。それが現在のAV女優の美容整形事情なのです。

大勢の中の1人として出演する「企画女優」は、あくまでも高収入を稼げるアルバイトとして捉える人が多いのが特徴。そのため、高額なお金をかけて美容整形する人はごくまれ。

一方、AV女優の頂点である『単体女優』になった女性の多くは、自から進んで整形するというよりも、「この子は“ココ”を直せば売れっ子になる！」と所属するプロダクションから美容整形を勧められるパターンが多いようです。

健康保険の効かない美容整形の手術費は高額。プロダクションの中には、単体女優として積極的に売り出す女の子の美容整形費を一部負担、もしくは全額負担するところもあります。

容姿はいいけれど胸がない…。この場合、AV作品の価値は半減します。理由は、世の中の多くの男性は、貧乳よりも豊かなバストが大好きだから。

一般的に「貧乳＋容姿端麗な女優」よりも、「豊かなバスト＋顔はそこそこの女優」の方がセールスは好調。豊かなバスト＋容姿端麗。これこそが、単体女優として高収入を稼ぐための王道なのです。

豊胸手術はAV業界ではごく当たり前。プロダクションによっては豊胸手術費を貸してくれたり、手術費を一部負担、もしくはデビュー前に全額負担してくれる場合もあります（手術費用は100万円～）。

豊胸手術には、貧乳から巨乳にするほか、

1. 胸の形を整えたい
2. 左右の胸の形を均等にしたい
3. 大きな乳輪を小さくしたい

という場合にも用いられます。

豊胸手術が定番となって以来、「このAV女優の胸は本物か？」と細かくチェックするマニアックな男性が増えました。しかしテレビやパソコン、スマホの画面を見ただけで豊胸か否かを判断できる人は、まずいません。

現代の若い日本人女性は、スタイルが欧米人化。また、胸の弾力も個人によって違いますから、素人が画面上で本物か豊胸かを見極めるのは極めて困難です。

脂肪吸引は体内に溜まった余分な脂肪を、針や吸引器を使って抜き取る手術。一般的に脂肪を抜き取る箇所は、お腹周りや太ももなど。くびれのあるウエストや、スレンダーな足を目指す人がこの手術を受けるのが定番です。

一般的に脂肪吸引は、運動や食事制限だけではなかなか脂肪が落ちない、体内の新陳代謝が低下した中年女性が受ける手術。新陳代謝の高い20代であれば、お腹周りや太ももの脂肪は、運動や食事制限を継続すれば燃焼され、徐々に落ちてきます。

プチ整形や豊胸手術に比べ、脂肪吸引手術はお腹周りの脂肪を落とすだけでも高額なお金がかかります（200万円～）。また体に負担がかかるため、手術後は痛みも伴います。肉体的な疲労や食事制限は続きますが、手術よりもダイエットジムに通うほうが、健康的かつリーズナブルに脂肪を落とすことができるはずです。

求人サイトの求人募集には、様々なプロダクションを掲載中。AV女優のアルバイトに興味のある人は、応募前に「どの顔＆どの体で勝負するか？」を決めておく必要もあるというわけです。