笑っちゃうくらい痛いアラフォー 笑フォー珍生 >
【第６話】最終話!!私は高収入のエキスパート
そういや、プロフィールに「高収入バイトだけはエキスパート」って書いてある私。
どの辺が？って思うよね。
この機会に、どの辺がエキスパートなのかってところを説明しておきましょう。
ちなみに、スナックとかラウンジとかキャバクラとかで働いたこともある私だけど、それは高収入バイトからは除外ね。
ってなわけで、私の高収入バイト遍歴をお話しましょう。
最初の高収入バイトは箱ヘル（店舗型ヘルスのことね）だった。
で、違う箱ヘル→デリヘル→ソープ→個室ビデオ手コキ店→またまた箱ヘル→性感エステ→AV女優デビュー→アダルトチャットなどなど。
憶えてるだけでこれだけあるんだけど、めっちゃ短期間しか働いてなくて忘れてるのとかもあるから、もうぶっちゃけ書ききれないくらいあると思う。
かれこれ四捨五入すると20年近くこの業界にどっぷりつかってるね、私。
個人的に一番楽しかったのは、やっぱAV女優かな～。
ヘアメイクして貰うこと、自分じゃ絶対選ばないような衣装を身につけ色んな自分を発見出来ること、たまにイケメン男優とヤれること（笑）、作品の主人公になれること、カメラを向けられてその中心になれること、モデル気分を味わえること、お姫様扱いされること、雑誌（アダルト誌）の表紙になること、インタビューされて、雑誌や新聞に掲載されること、テレビにレギュラー出演すること、映画に出演し演技をすること、Wikipedia（ウキィペディア）に載ること、ファンイベントでアイドル気分になれること、ファンレターを貰うこと…
(※全てのAV女優が全員こんな経験を出来るって訳ではないけどね！）
AV女優にならなければ経験できなかったことっていっぱいある。
AV女優業が他の風俗の仕事と違うのは、大金を稼げること以上に得られるものがあることじゃないかな。
勿論、有名人になることで、誹謗中傷されたり、プライベートを詮索されるリスクとかもあったよ。引退した今も雑誌に写真は使われているし、DVDも残ってる。
ネット上に動画も流れてるし、それは半永久的に無くなることはない。
でも、それを差し引いてもやっぱりやって良かったと思えるやりがいがあったんだ。
…私はね。
私も今まで色んな仕事をして来たし、いっぱい失敗や痛い思いをして来たけど、一つ言えるのは、AV女優業に限らず高収入バイトをしたことへの後悔はないってことかな。
今の私が若い頃に戻って風俗やるか、やらないかって選べるとしたら、やっぱりやる。
出会ったお客さんから学ぶことも多いし、気持ち良い時間も大笑いする時間もあった。
だから私は高収入バイトが好き。
で、こんな歳（アラフォー）になってもやっぱり気になるこの業界。ってなわけで、この連載が始まる頃から次に働くバイト先を探していた私。
そうこうしてるうちに、私、ソープに就職が決まりましてね。
今、新人だから、もの珍しさに写真指名してくれるお客さんが山盛りいるんだわ。
てなわけで、もう忙しすぎて書き物してる場合じゃなくなって来たのよ、最近。
そんで、まことに勝手ながら、一旦連載終了とさせていただきます！
ソープに飽きた頃？にネタを増やしてまた現れるかもしれないから。
その時はよろしくね♪
ぽよ子の部屋
元ＡＶ女優。高収入バイト経験だけはエキスパート。あれよあれよと気が付けばただいま、笑フォー。最近 また(?)ソープで働こうと就活中。
